
米フロリダ州の女性が最近、自宅のポーチから大きな物音がするのを聞き、泥棒が入ったのかと思ってドアを開けたところ、なんと2匹の大きなアメリカアリゲーターが網戸で囲まれたポーチ(ラナイ)で激しく取っ組み合っていた。スリル満点で奇妙な光景だ。
現場はアヴェ・マリアのコミュニティ。家主のケイラ・バレスさんは当時、眠っている赤ちゃんと家の中にいたが、網戸付きのポーチから聞こえる騒音がどんどん大きくなった。警戒した彼女は、空き巣ではないかと心配しながら恐る恐る外の様子をうかがった。すると目に飛び込んできたのは衝撃の光景だった。2匹のワニが網戸を破ってポーチに入り込み、かみつき合っていて、1匹はもう1匹の尾にがっちりかみついていたのだ。
バレスさんは地元テレビ局の取材に「ワニが家のポーチに入ってくるなんて思ってもみなかったので、最初は本当に誰かが押し入ろうとしているんだと思った」と話した。2匹は縄張り争いをしているようで、戦いはかなり激しく、血の跡があったうえ、1匹が相手の下半身をくわえているのも見えたという。彼女はその場でスマホで動画を撮影し、この珍しい「ワニ大戦」を記録した。
その後、専門のワニ捕獲業者が駆けつけ、苦労の末に破壊力抜群の「招かれざる客」2匹を取り押さえ、無事に運び出した。バレスさんは当時を思い出すと今もぞっとするといい、近所の人たちに「子どもやペットからは絶対に目を離さないで。ワニは動きがとても速いし力も強くて、本当に怖い」と注意を呼びかけた。
フロリダ州は現在、アメリカアリゲーターの繁殖期(4月に始まり9月上旬まで続く)にあたり、この時期のワニは攻撃性や縄張り意識が明らかに強まるため、同様の出来事が起こりやすいという。
ヒヤリとする出来事だったが、地元住民の間ではちょっとした話題となり、野生動物が活発な地域では日頃から警戒が必要だと改めて思い知らされる形となった。幸いけが人はなく、2匹のワニも適した生息地へ安全に移された。
米フロリダの女性、空き巣かと思ったら自宅のポーチでワニ2匹が大げんか
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