東京メトロを利用するゴジラファンは要チェック! 東京地下鉄(東京メトロ)は10月6日、11月3日の始発から日比谷線・千代田線「日比谷駅」の発車メロディを、おなじみの「ゴジラのテーマ」に変更すると発表した。これからはホームで電車を待っていると、ドアが閉まる前に、胸が熱くなるような、それでいて思わず走って逃げたくなるあの怪獣マーチが流れることになる。
なぜよりによって日比谷駅なのか?
日比谷はゴジラの「聖地」といえる場所だ。70年以上にわたって『ゴジラ』シリーズを手がけてきた東宝の本社がここにあり、近くの「日比谷ゴジラスクエア」と「TOHOシネマズ 日比谷」にはそれぞれゴジラ像が立つ。東京を訪れる映画ファンにとって外せない記念撮影スポットだ。東京メトロは、東宝の協力を得てこの曲を採用したとし、乗客に駅への愛着を持ってもらい、わくわくするような乗車体験を届けたいとしている。
「ゴジラのテーマ」は作曲家・伊福部昭の手によるもので、1954年公開の第1作『ゴジラ』で初めて使われた。金管、弦楽器、打楽器が織りなす迫りくるマーチのリズムについて、SoraNews24は「半分は出陣の号令、半分は早く逃げろという合図のよう」と表現し、数あるゴジラ関連の楽曲の中で最もすぐにそれとわかる一曲だとしている。
2種類のアレンジ 方面によって聞こえる曲が違う
東京メトロによると、新しいメロディは特別に編曲し直したもので、日比谷駅で長く乗客に寄り添う「日常の音」になることを目指したという。さらに進行方向によって2つのバージョンがある。1番線(日比谷線 中目黒方面)と3番線(千代田線 代々木上原方面)は同じバージョン、2番線(日比谷線 北千住方面)と4番線(千代田線 綾瀬方面)は別のバージョンだ。両方を聞き比べたいなら、ホームの両側でそれぞれ1本ずつ電車を待つ必要がありそうだ。
開始日にもちゃんと意味がある。11月3日は1954年に第1作『ゴジラ』が公開された日で、「ゴジラの日」に制定されている。山崎貴監督の新作『ゴジラ-0.0』(ゴジラマイナスゼロ)も同じ日に日本で公開される。SoraNews24によると、この発車メロディには今のところ終了日は設定されていないようだ。
あまり知られていないが、東京メトロは発車メロディを新たな広告商品として展開しており、企業の本社や発祥の地など沿線とのゆかりに基づいて曲を選んでいる。メロディを聞くためにホームに長く留まったり、録音機器を駅構内の放送スピーカーに近づけたりすると、ほかの乗客や列車の運行に影響が出るおそれがあるため控えるよう、また駅係員や乗務員への問い合わせも控えるよう、公式に呼びかけている。
出典:東京メトロ プレスリリース/PR TIMES(2026/10/6)、ぴあ映画(2026/10/6)、SoraNews24(2026/10/8)
