宮城県の仙台銀行が、ユニークな子育て応援特典を始めた。2026年10月1日から、条件を満たせば、子ども名義で初めての口座を開設したときに、赤ちゃんの出生体重と「同じ数字」の金額をお祝い金として入金してくれる。つまり生まれたときに何グラムだったか、その数字がそのまま円になるのだ!

画像出典:SoraNews24(Top image: Pakutaso)
たとえば出生体重が3,250グラムの赤ちゃんなら、新しく開いた口座に3,250円のお祝い金が入る。金額は決して大きくないが、「大きく生まれるほどお祝いも大きい」という仕組みは印象に残りやすく、国内外のメディアでも取り上げられた。
この特典は、仙台銀行が協賛している宮城県の子育て支援事業「すくすくばこ」の一環だ。河北新報社とみやぎ生活協同組合が主催し、宮城県が後援するこの事業は、協賛企業が提供するさまざまな育児用品をベビーボックスに詰めて、赤ちゃんが生まれた家庭に無料で届けるもの。中身を取り出した後は、箱を子どもの思い出の品の収納に使うこともできる。仙台銀行は口座開設特典のほか、自費で動物柄のトイレットペーパー1ロールも箱に入れている。
受け取りの条件は?
お祝い金を受け取るための主な条件は、子どもが6歳以下であること、家庭に「すくすくばこ」が届いていること、そして子ども名義で仙台銀行に普通預金口座を新規開設し、開設時に3万円以上を入金することだ。子ども名義の仙台銀行口座をすでに持っている場合は対象外で、1人1回限り。口座開設は親権者が支店で手続きすればよく、子ども本人が来店する必要はない。必要なものは、ボックスに同封された専用の案内状、母子健康手帳、子どもの印鑑とマイナンバーカード、親権者の本人確認書類だ。
出生体重はどう確認するのか? 銀行は「母子健康手帳」に記載された出生体重を基準にする。母子手帳は自治体が妊婦に交付する手帳で、妊娠中から出産後まで、医療関係者が母親と赤ちゃんの健康状態や成長の記録をつけていく。開設時に母子手帳を提示しなければ特典は適用されないので、赤ちゃんの体重を「水増し」しようとしても通用しない。
行員発のアイデア
日本経済新聞によると、このお祝い金のアイデアは仙台銀行の行員自身が出したものだという。銀行は、保護者に早めに子どもの口座を作ってもらい、仙台銀行をメインバンクとして長く利用してもらうことも狙っている。なお、この特典は予告なく変更または終了する可能性があるとしており、関心のある宮城県の家庭は公式情報をこまめにチェックしておきたい。
出典:SoraNews24(2026/10/6)、日本経済新聞(2026/9/25)、仙台銀行公式お知らせ(2026/9/25)
